Q.歯並びや噛み合わせが悪くなる原因はなんですか?
A.先天的な要因と後天的な要因があります。
歯並びや噛み合わせが悪くなる原因は、遺伝による先天的な要因と、後天的な要因に大別されます。
それらが成長の過程で、影響し合って現れます。
先天的(遺伝的)な因子としては、歯の大きさ、形、歯の数の以上、過剰歯、顎の骨の形等が考えられます。
また、特殊な例として先天異常によるものもあります。
一方、後天的な因子としては、乳歯の虫歯、早期脱落後の適切な処置を行わない場合、口呼吸、指しゃぶり、下癖などの悪習癖による場合があります。
また、大人では虫歯や歯周病等で失った歯を放置した場合に隣の歯が傾いてデコボコになったり、噛み合わないために相対する歯が伸びてくることがあります。
A.噛み合わせがよくなれば、健康になります。
よい歯並びとよい噛み合わせは必ずしも一緒に兼ね備わっているとは限りません。
もし、両方が備わっている場合は、まず、歯ブラシも届きやすいので、虫歯、歯周病になりにくくなります。
また、顎の関節にも負担が少なくなり硬いものもしっかりと噛むことができます。
これらによって、子供の場合は、顎の正常な成長発育を促進することになり、大人ではしっかりと噛むことができるので、消化器への負担が減少してとても健康な体になります。
現在、厚生労働省と日本歯科医師会による呼びかけで「8020(ハチマルニイマル)運動」が行われています。
これは、「健康で充実した毎日を送るために、80歳になっても20本以上の自分の歯を保とう」という目標を掲げた運動です。
この「8020」達成者を対象に実施した東京歯科大学の調査では著しい不正咬合者は一人も見られず、ほぼ全員が良好な噛み合わせをしたそうです。
噛み合わせがいいとしっかりとものが噛めるため、脳への血液量が増えるといわれています。
このようなことからもよい歯並び、噛み合わせが体全体の健康に良いことがわかると思います。
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